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猪俣高校一年D組わけありクラス
‐ゆうきとゆき‐






第六章 奇跡の起こし方




 すっかり夜の帳が落ちたところだった。公衆電話から雅彦に連絡。事情を話して、雪を彼の家に連れ込ませてもらった。どうも雅彦の両親は出張してしまっているらしい。迷惑をかけるのが最小限になってよかったという思いと、頼れる大人がいないという不安が一緒になった。
「私、このまま死んでしまうのかしら……」
 ベッドに寝かされた雪は、弱々しく呟いた。雅彦が出してくれたお粥を食べさせて薬を飲ませたそのあとだった。
「あんまり弱気になっちゃダメだよ。すこし疲れてるんだ。眠ったほうがいいよ」
「怖いわ。眠って、そのまま起きることができなかったら……」
 思えば雪は幾度もそんな恐怖と戦っていたのだろう。それから解放させるには、彼女を死なせるか、奇跡を起こすほかにはない。
「……君は死なないよ。大丈夫」
「嘘つき……」
 雪は目をつむった。寝ついたようだった。額に濡れタオルを当てなおして髪を撫でる。
 部屋を出ると雅彦が待っていた。
「部屋、ありがとう」
「……薬。飲ませたの風邪薬だったろ。どういうつもりなんだ?」
「これから、奇跡が起こるんだよ」
 雅彦は首をかしげた。
「どういうことだ?」
 真剣な顔で訊いてきたので、僕はくくっ、と笑った。
「ごめん、嘘。奇跡が起こるなんて大嘘さ」
「ああ?」
「僕は神さまじゃないから。嘘つくことくらいしかできないんだ」
「全然わかんねえぞ」
「また雪に嘘をつくんだ。奇跡が起きたってことにしておきたいんだ。そういう嘘なら、ついてもいいよね?」
 わからないようで、また首をかしげたが、雅彦はうなずいた。
「ああ、まあいいんだろうな」
「ありがとう。ちょっと電話借りてもいいかな? 一応、連絡はしておかないと」
「オーケイ。使え」
 電話は二件にかける予定である。まずは賢治。連絡して、現在の状況を話す。すぐ医者を連れてくると言ってくれた。
「どうもわからんな。なんでここで賢治なんだ?」
「昨日、ちょっとあってね。ありがたいことに、賢治のお陰で色んなことがわかったんだ」
「どういうこった?」
「雪は病気なんかじゃなかったってこと」
 目を見開いて一瞬息をつまらせた。
「そうなのか?」
「詳しいことは話さないでおくよ。西条家の名誉のためにね」
 ふう、と一息をつくと、雅彦はやれやれ、と頭を掻いた。
「そう言われたんじゃこれ以上は訊けないな」
「うん、色々してくれてるのに、ごめん」
「いいさ。なんかほかに俺にできることはあるか?」
「じゃあお願いするよ。これから賢治とお医者さんに来てもらうんだけど、僕と賢治はすぐ出ることになるんだ。お医者さんと一緒に雪のことお願いしてもいい?」
「お安い御用さ」
「じゃ、もう一度電話を借りるよ」
 そこで今度は西条のお屋敷へ電話をかけた。呼び出し音が数度鳴ったのち執事が出た。帰りの遅い僕たちを心配しているようだった。夕食後の薬は飲ませましたでしょうか、と訊いてくる。僕は、もうそんなものは必要ないのですよと答えた。
「ごめんなさい。僕の……僕のせいです。僕が、雪を連れ出したりしなければ、こんなことにはならなかったのに……」
 こちらの様子に執事は困惑したようだった。近くにいた雅彦も眉をひそめた。電話口の向こうで執事の声がおおきくなる。
「落ちついてください、相川さま。いったいなにがあったのですか。落ちついて話してみてください」
 僕はおおきく息をついて長く間を取った。
「……雪が、死にました」
 息を飲むのが聞こえた。
「急に体調が悪くなって、友達の家のベッドを借りたんですけど。そこで間もなく、息を……」
「そう、ですか……。そんな、私どもが思っていたよりも……ずっとはやくに……」
「いますぐ、雪の叔父さんを呼んでください。僕は、会わなければなりません……」
「わかっております。関係各位にいますぐ――」
「いえ、叔父さんとお医者さんだけにしてください。それがすんだら……追って連絡してくれませんか」
「なにか、理由が?」
「……お願い、します」
 すこしの沈黙のあと、わかりました、と返事があった。僕は感謝を述べると、ここの番号を教えて、すぐ電話を切った。
「お前は、嘘つきすぎ。そして演技力ありすぎ」
 びし、と雅彦は右手を銃の形にして向けてくる。
「慣れてるから。それに、逃すわけにはいかないし」
 十分ほどして電話のベルが鳴った。出ると執事だった。
「叔父さんとお医者さんには、もう連絡を?」
「はい。言われたとおりそのふたりにのみ……。あの、相川さま。いまはどちらに? いますぐにでもお嬢様を……」
「あ、すみません。那須さん、さっきのは嘘です」
 は? と、あの執事にしては感情むき出しの声が届いた。
「どういう意味でございましょうか」
「すみません。本気で悲しみながらあのふたりに伝えて欲しかったんです。でないと、彼らは雪が死んだと信じてくれないと思ったので……」
「お嬢様は、生きているのですか」
「生きています。病気も治りますよ。いや、もともと病気なんかじゃなかったんです」
「説明していただいてもよろしいでしょうか?」
「当事者たちには見えないこともあるということ、です。えっと、叔父さんたちが来るまでどれくらい時間がありますか?」
「二時間以内に来るとのことです」
「なら詳しくは合流してから話しましょう。これからそちらへ向かいます。友達もひとり一緒です」
「わかりました。して、お嬢様は?」
「友達の家に預けます。本当に信頼できる医者と一緒に」
「承知いたしました。お待ちしております」
 電話を切った。賢治が到着するのを待つ。いくばくも経たないうちに呼び鈴が鳴った。賢治が連れてきた医者と雅彦に任せて、僕と賢治はその場をあとにした。
「嘘つきは泥棒のはじまりだぜ、勇樹」
 別れ際にそんなことを言った雅彦に、僕はこう返した。
「なら、これから盗むのは悪人の幸福だけにするよ」


 屋敷について、僕と賢治は事の次第を話した。僕が話すことのほうがすくなかった。僕の知識は賢治から聞いたものだったからだ。
 執事は納得してうなずいた。そして怒りを抑えこむように目をつむり、開けたときにはいつもの表情に戻っていた。相談の結果、雪だけでなく桜にも秘密にしておくことにした。彼女は、叔父を慕っているからだ。いずれバレることだとしても、知るのはもうすこし成長してからでも遅くはない。
 西条家当主代理である雪たちの叔父と、彼が桜に紹介したという名医のふたりが屋敷に訪れたとき、時刻は午後十一時を回っていた。すこし眠かったが、ふたりを見たとき一気に目が覚めた。
 スーツ姿。中肉中背、髪は短く切りそろえられていて、見た目は清潔そうな初老の男。それが西条姉妹の叔父――西条英夫だった。
 そして同じくスーツ姿の太り気味で背の低い中年。額から後頭部にかけて髪がなく、情けなく左右に残るのみのアグレッシブな髪型をしている。それが雪を診ていた医者――川島であった。
 英夫は執事を見るやいなや、つかつかと歩み寄っていった。
「雪が……死んだというのは……本当なのかっ?」
「英夫さま。落ちついてくださいませ」
「これが落ちついていられるか」
「とにかくは、みなさまこちらへ」
 執事は落ちついた様子で、しかしどこかトゲのある声で僕たちを含めた四人を応接間のほうへ促した。僕たちを見るときだけ目は優しい細さを見せた。
 テーブルの四辺にそれぞれひとり。執事は座らずにそばで立ったままでいた。
「ところで、君たちは?」
 英夫ははじめて気づいたような様子で僕たちの存在に疑問を投げかけた。
「雪の友達です」
 僕が答えると、賢治もつづいた。同じく、とのみ発言した。
「そうか……。雪にも友達ができていたのか……。まだ幸せだったろうな……」
 僕は思った。雪が死んで幸せになるのはあなたでしょう。
「しかし……那須くん。雪が亡くなったというのに、集まっている人間がすくなすぎはしないか。連絡はきちんとしたのかね」
「いいえ。お呼びだてしたのは英夫さまと川島さまだけでございます」
「なぜ?」
「あんたたちが西条雪を殺そうとしていたからさ」
 賢治が答えた。僕がいつ切り出そうかとタイミングを窺っていたことを、いきなりストレートに口にした。川島医師の眉がぴくりと動いた。英夫も驚きに目を見張った。
「な、なにを言っているのかね」
 僕は賢治の速攻に乗ることにした。
「一味でない者が調べれば判明するような嘘をつくようじゃ、甘いんです。西条英夫さん、あなたは桜ちゃんに慕われていることをいいことに、あなたの息のかかった川島医師らと共謀しようとして雪を病死に見せかけて殺そうとしていた」
「バカな。なぜ私がそんなことをする必要がある」
「権力欲しさにでありましょう」
 これには執事が答えた。
「雪お嬢様が英夫さまを嫌うわけを聞いたことがございます。お嬢様は英夫さまを、会うときは紳士ぶっているが実際は権力に溺れる俗物と仰っておりました。私も実際そのように思います。前当主とその奥方が亡くなられたいまは、あなたさまが当主代理を務めております。しかし、それも雪お嬢様が自立なさるまでの話。いずれ邪魔になるとお考えなのでしょう。そして桜お嬢様に関しては、英夫さまを慕っておりますからな。傀儡にするにはうってつけと考えておいででしょう」
「もっとも、西条夫妻が本当の意味での事故死でないって情報くらいはこちらに入ってるがな」
 執事に賢治がつづいた。
「勇樹から聞いたとき、あやしいと思ったんだ。未知で不治の病。そんなものがあるのか? いや、実際にはあるだろう。けれど、その進行をわずかながらにも抑える薬があるというのに、なぜ治療法の糸口すら掴めていなかったのか。俺は知り合いを頼って、薬を調べてもらった」
 英夫と川島の額に冷や汗が浮かぶ。
「毒薬だった。しかも効果が薄く、毎日つづけて飲まないと死には至らないようなものだ。病死に見せかけるにはいい薬だな。もっともいまの医学なら検査すればすぐわかるようなものさ。だが、そちらには川島がいた。おそらく薬を用意したのもあんただろ。川島、あんたは自分の部下も巻き込んで、検査結果を改ざんしたんだろう。ろくな治療もしなかったろうな。けっこう偉いらしいし、それくらいできるだろうよ。おまけに人の生命を金で売るような低俗な男だとも聞いている」
「私はそんなことはしていない!」
 川島が叫んだ。賢治は睨んだ。
「それはいま現在お嬢さんを診ている医者が証明してくれるさ。飲んでいた薬のサンプルも渡してある」
 英夫は落ちついた様子で口を開いた。
「それなら、私でもない可能性もないかね。川島が薬を用意し、検査結果を改ざんしたとして、雪に薬を飲ませることができる人間はほかにもいたんだ。私の意志ではなく、那須くんや桜が権力に目がくらんで実行したとも考えられるのではないかね」
 僕が口を開く前に、川島が叫んだ。
「ちょっと待ってください。英夫さん、私とあなたは一蓮托生ですよ!」
 逃げられないと悟ったらしい。見捨てられるくらないならと、道連れにするつもりのようだ。英夫はちぃ、と舌打ちをした。
「どちらにしても、逃げようとしたって無駄です」
 僕は彼らを睨みつけた。
「君たちはなにが望みなのかな? 金か?」
「あなたがたが雪にちょっかい出さなければそれでいいですよ。だから警察に駆け込んでもいいんです。西条夫妻の死がただの事故でないことは、もう調べがついているんですからね」
「……それならなぜすぐ警察へ行かなかった。証拠がないのだろう」
 そこで賢治が口を開いた。
「証人がいる。矢口貞夫、三十二歳。暴力団関係者。いまはちょっとした刑で服役中だが、この件については、ちょっとした条件を与えたら話してくれた。録音もしてある。高校生が相手だからって、あまり甘く見ないで欲しい」
 英夫は眉間にしわを作った。
「西条家は雪や桜、それに真っ当に生きてる眷属のものです。でもあなたひとりが逮捕されることで名は簡単に汚される。それは避けたかったんですよ。とにかく、もう雪や桜にちょっかいを出すのはやめてください。そうしてくれるなら、それだけ構いません」
 しばらくの沈黙のあと、英夫は口にした。
「あんな小娘に、よくもそこまで入れ込めるものだ。お前たちはなにもわかっていない。私は西条家をよりよくしようとしているんだぞ。兄も、その娘もあまりに庶民的すぎた。上に立つ人間がそれでは組織はどうなる」
 席を立って声を大にする。
「代わりがいるなら、構わんではないか。それが西条家すべての利益となるのならな。雪のような者が当主になって、なにができるというのだ」
「……言いたいことは、それだけですか。それだけが理由でふたりを死なせ、雪をも殺そうとしていたんですか」
「権力はふさわしい人間が持つべきものなのだよ」
 僕は腰を上げた。英夫の胸ぐらに掴みかかる。
「それが雪を死なせる理由だというなら、僕にも――」
 僕は数年ぶりに握り拳を作った。
「――あなたを殴る理由がある」
 言って、右腕をおおきく振りかぶった。次の瞬間、英夫の顔面に拳を叩きつけた。鼻血が出て、仰向けに倒れた。無様に顔面を押さえて涙目にこちらを見上げた。
「あなたが、気に食わない。それに、あなたこそ権力にはふさわしくない」
 川島にも目を向けた。びくり、と震えた。無視してふたたび英夫に目を向ける。
「今回だけは、もう雪や桜に手出ししないと誓うなら見逃してあげます。そして、僕たちに弱みを握られていることを忘れないでください」
「偉そうな、ことを……」
 睨んでくる英夫。すっ、と執事が僕の横に並んで、だめ押し気味に付け加える。
「私もその筋には少々顔が利きますゆえ、もう先代と奥方のようにはいかないと心得てくださいませ。なにかあれば、荒々しく始末をつけるしかありません。お命は粗末になさらぬよう……」
 もっとも決定的だったのは執事のこのひとことだったろう。人の命を軽んじる者ほど自分がかわいいものだ。
 そして、話はまとまった。執事の過去を知っているらしい英夫は本気で震え上がっていた。この様子なら大丈夫だろうと安心できる。
 ふたりが出ていくのを見届けて、ため息ひとつ。
「しかし、たいしたお手並みですな、三条さま」
 ふり返ってみると、執事が親しげに賢治に話しかけていた。
「俺自身は普通の高校生ですよ。周りの環境がすこしちがうんです。わけありクラスの一員にはこういうやつもいたっていい。それより那須さんも。俺はカタギの人だと思ってたんですがね」
 執事はすこしだけ口の端を歪めた。
「こういう世界ですからな。主を守るためです。本当なら先代と奥方もお守りするべきだったのですが……、不覚でした」
 とにかく――。僕はふたりに向けて言った。
「――ようやく終わったんですよね、これで」
 執事は首を横に振った。
「いいえ。ようやくはじまるのですよ、相川さま」
 僕は目をつむってうなずいた。自然と笑みが洩れる。
「……そう、そうですね。これから、はじまるんですね」

 ――彼女にとっての奇跡が……。



 賢治はひとあし先に寮へ戻った。僕と執事は雅彦宅へ足を運んだ。
 雪は相変わらず眠っていた。賢治の連れてきた医者はもう帰ったらしい。医者の診断については、雅彦が語ってくれた。
 風邪を相手にするようにすればいいとのことである。薬の成分は飲まなければそのうち体内から消えていくという。ただし、完全に体調が回復するまではそれなりに時間がかかる、とのことだった。
 執事にすこしだけ時間をもらって、僕はひとりで雪が寝ている部屋に入った。気配を感じたのか、雪は目を開けた。
「……起きていたの?」
「寝ていたわ。何度か目が覚めたような気はするけれど……。お医者さまが来ていたでしょう?」
 うん、とうなずく。
「そのあたりの記憶ならあるわ。診察が……ずいぶん、簡単だった」
 雪はうつむいた。
「ついにサジを投げられたということかしら」
「そんなことは、ないよ」
「いいわ。気休めはいいの。どんなに短くったって、勇樹が一緒にいてくれるなら……それで」
 雪は上目遣いに僕を見た。そこで僕は口を開いた。
「もしも、僕たちの人生の一部がだれかに決められたものだったとしたら、君はどうする?」
「それは、わけありクラスのみんなが持っている『わけ』に対して言っているの?」
「それだけじゃないよ。君が病気だったことや、僕がこういう生活している理由について考えてもいい」
「なら、そうね……。私は、許せないわ」
「そうだよね。僕も同じだよ。でも、ひとつ。たったひとつだけ、認めて感謝できる点もある」
「そうね。そう言われてみれば、そうだわ」
 僕と雪はちいさく笑った。
「僕は君に会えてよかった」
「私もあなたに会えてよかった」
 ベッドの端に腰を下ろして雪に視線の高さを合わせる。雪の匂いを感じた。好きな香りだ。
「おまじないをしてあげるよ」
「おまじない?」
「目、つむって」
 言うとおりにしてくれる。ためらわずに僕は雪に唇を重ねた。
 驚いて目を開ける雪。けれど拒絶はせずに、身を委ねてきた。唇が離れると、雪の顔色は耳まで真っ赤になった。自分でしかけたことだが、僕も僕でだいぶ顔の奧が熱い。
 面と向かうことができないのか、雪は目を逸らした。
「こ、このおまじないには、どんな効果があるのかしら?」
「君の病気が治りますようにっていう、僕の願いが込められてるよ。効果は、ないかもしれないけど……」
「そう……、ありがとう」
「……ねえ雪。聞いて」
「ええ」
「奇跡は起こるものだと、僕は思うんだ。未知で不治の病だって、いつの間にか治ってしまうかもしれない。そういう可能性も、きっとゼロなんかじゃないと思う」
「……希望を持てと言いたいの?」
「そうだよ。あきらめないで欲しいんだ。奇跡が起こるって信じようよ。絶望するよりそっちのほうがいいじゃないか」
 くすっ、と雪は笑った。
「なぜかしら。あなたが言うと信じられそう。嘘つきの、くせに」
「……ごめんね。僕はまた君に、ひとつ嘘をついてる」
「いいわ、べつに。あなたの嘘は、優しいもの……」
 その後、雪は執事に連れられて屋敷へ帰った。僕も雅彦に礼を言って寮へ戻った。
 太陽が好きだけれど、空には雨を降らす雲だって必要なんだ。








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